WACKOMARIAというブランドを生み出したのは、デザイナーの森敦彦氏とディレクターの石塚啓治氏です。過去、サッカー選手として活躍した二人が、2005年に設立しました。ブランドコンセプトは「女、音楽、酒、ハットを愛するルーディーな大人」で、上質でロマンティックかつ大人の男の色気を感じさせるアイテムを数多く発表しています。アイテム全てが日本製ということもあり、最初に注目したのは、国内のファッショニスタたちです。近年ではブランド人気はより高まっていて、海外のセレブにも愛用者が多いことでも知られています。2012年に石塚啓次氏は会社から去り、その後は森敦彦氏がデザイナーとプロデューサーの両役を務めています。
WACKOMARIAが世界的にも注目されている理由は、他ブランドにはない独自性が支持されているからです。大人の男性向けにクラシカルな雰囲気を大切にしつつ、遊び心も忘れません。格好良いメンズファッションであるのはもちろんのこと、それだけでは終わらない面白さを提供してくれています。中でも人気が高いのは、ハットやミリタリージャケットです。どちらもブランドの顏として、毎年目新しいアイテムが登場しています。定番品らしい雰囲気を大切にしつつも、WACKOMARIAらしい雰囲気をアピールしてくれるので、大人のメンズファッションの主役として活躍してくれるでしょう。「普通のおしゃれでは物足りない」と思う方にも、注目されています。
WACKOMARIAが注目される理由、もう一つは「女性ウケの良いおしゃれ服」という点です。男性目線と女性目線は全く異なるもので、男性にとって格好良く仕上げたつもりでも、女性からの評価が同様であるとは限らないのが現実です。WACKOMARIAが重視しているのは、女性から見て格好良い大人のメンズファッションであるということ。クラシカルで上質なアイテムをただそのまま纏っていても、「面白味がなくつまらない」と感じる女性は少なくありません。オリジナルの刺繍やインパクトを引くデザインで遊び心を取り入れることで、着る人の隙や人間味を強調してくれるでしょう。また個性的なアイテムが多いため、1枚でも主役級の存在感を放ってくれます。身につける男性にとっては、「難しく考えなくても、お気に入りのアイテムをさらっと身につけるだけ」で大人のモテ系ファッションが完成するという特徴があります。こうしたメリットに魅了される男性たちも多いのでしょう。